田舎暮らし

名ばかりの山登り

こんばんは、三日月です。

我が家の主が午前中、運送会社さんから荷物を受け取ってました。

またなんか買ったのかw

やたら長細い荷物。なんだろ??

開封の儀を横から眺めていたら、杖が4本。2本1セットの模様。

ひとつは私の分だよね、それ……。と、怪訝な視線を向けていたら、

今日、山登り行こっか!!

とにこやかに言われました。

えw

山登り……今日……?

でも大自然を満喫できるのがこの町のいい所。

行ってあげますよ、じゃあ。

お隣の市のごみ処理場とかあって、ここ登るの?と思ったのですが。

実際には登山口までしか登りませんでした笑。

登山用の杖を使って歩くと、ボートでオールを使ってこぐ、アレを連想します。

足よりも腕を使って歩く感じで、スイスイ歩けてしまうのです。

本来の使い方がそれで合っているのかどうかわかりませんが、スイスイ進みました。

山の中の「車が走れるところ」までしか歩かなかったわけですが、害獣が出るという内容の看板を見たり、わなを仕掛けてありますみたいな看板を見ると、ちょっとビビりました。

イノシシならこの杖で戦えるかもしれないけど、熊だったらどうしよう……みたいな笑。

登山口までしか歩かなかったので、そういうのには遭遇しませんでした。

途中、山を下りてくる方々とすれ違い、軽く挨拶を交わして気分だけは登山です。

木々が生い茂っているから舗装された道がぬかるんで、細々した葉っぱの破片が靴底の隙間に入り込んで滑りやすさが雪道と同じくらい怖かったです。

遠くに椿が咲いている木があって、何とかスマホに頑張ってもらって写真を撮ったものの。

うすーーーーい朱色の花は緑の木々に隠されて、圧倒的な緑に負けてしまってました。

所々、湿度を感じる場所は屋久島を思い出す風景で、暑くない屋久島には行きたいなぁとか思ったり笑。

登山口までの山登りなので、当然ながら山を登った達成感は全くありませんが。

少し移動するだけで大自然と触れ合えるって、これまで体験できなかったから貴重な体験でした。

写真は、肉眼で記憶した風景よりも少しあせた記録しか残らない気がするけど。

薄暗い木々を割り込んで射してくる、強くて優しい太陽の光が美しいのです。

その光を反射する小さな葉の群れも。

昨日まで雨だったから、少し濡れた葉に照り付ける太陽の光がキラキラで。

ほんのちょっとの登山風お散歩。

わずかに空気も澄んでる気がして、気持ちが上昇しました♪

良い土曜日でした。

 

☆ここまで読んでくださり、どうもありがとうございました☆